電子書籍

自分は電子書籍を結構読みます。ケータイ用の奴。これ、片手で読めるから電車向けだと思うのですよ。つり革に捕まりながら読めるし。文庫サイズの普通の小説なら読めないこともないけどたまに上手くページがめくれなかったりするじゃんさ。ケータイはたいがい普通に常備してるけど文庫本だとプラスの荷物になるし。電子書籍って全画面表示できるし閉じたら次に読み始めたらそこから始まるし。結構便利だと思っております。過去に読んだのはラノベの「吉永さん家のガーゴイル」シリーズとか、宮部みゆきの「理由」とか。残念ながら前の電話番号で読んでたからもう読めないけど。

で、最近読み終わったのは宮部みゆきの「スナーク狩り」って奴。言えに文庫版があって1度は読んだはずなんだけど内容をさっぱり覚えてない一冊。従って読み直したって状態のはずなんだけど、結構面白かったっすよ。宮部作品の中ではマイナーな部類だと思うんだけどね。珍しくバッドエンド的な終わり方のせいか?主人公(佐倉修司だよね?)が最後の方まではっきりしなかったせいか?次は文庫で何回か読んだ「魔術はささやく」の予定。

電子書籍、便利な割に書籍より割高なんだよなあ。中古ってのがないのはしょうがないとしても、特定の端末でしか読めないってのはどうなの?Windows用のはまだ自由度が高いんだけどもさ。ケータイ向けのは解約した時点でもう読めないじゃん。そのせいかWindows用は全然配信されずにケータイ向けばかり。エコだのなんだのと叫ばれる昨今だけどこの辺ももうちょっとがんばれるんじゃないの?と。まあそうすっと出版業界がさらにやばいことになるんだろうけど。とりあえず空の境界を電子書籍で配信して欲しいところ。読み直したいから。文庫版で読んでも良いんだけどねえ。