ライブ

田村直美(以下SHO-TA)のライブ「LIVE A GO!GO! 〜More Rock〜」を見てきた。11月以来のライブか。

今回は"田村直美として"デビューして10周年を記念してのライブ。田村直美の記念のためPEARLの曲はやらないのかな〜と思ったがその代わり特定のアルバム発売記念ライブではないためメジャーな曲ばかりやるんだろうと思っていた。ましてやサブタイトルが「MORE ROCK」となると、いやでも期待の高まるライブだった。実は内容以外にも期待していたところがあって、それは今回のドラムがGRACEとなっていたこと。前回のライブでも見たがそのときはどちらかというとアコースティック系のライブだったためパーカッションに近い感じがしていた。それでも自分にとっては十分惹かれるものだったので、今回もそのドラムの叩きっぷりを注目していた。ただ、結果から言うとポジショニングに失敗してよく見えなかったが。音はシャレにならないぐらいすごかった。まあ、その分SHO-TAはよく見える位置を確保できたからOK。

最初の曲が始まったとき、正直SHO-TAが歌い出すまでなんの曲かわからなかった。やがて、その曲が「永遠の1秒」だと気づく。元々田村直美の曲としてはロック色の強い曲だがさらにロックにアレンジされている。客はすでにこの時点でノリノリである。他は「TOUCH ME」「ゆずれない願い」などおなじみの曲から個人的には意外だった「Key of Gold」「光と影を抱きしめたまま」「カサブランカ・ダンディ」「BEATLESも戦争も知らないけれど」なども演奏。「Key of Gold」だけはオリジナルが良かった(あの切なさが大好きなのです)が、他はどれもカッコイイ曲ばかり。一部はカッコよくアレンジされているものもあった。やらないのかと思っていたPEARLの曲も「DUSTY ROAD」「NO ONE SEES NO ONE HEARS NO ONE SPEAKS」「虚ろなリアル〜RAY YOUR HANDS ON ME BABY〜」などもやった。今度でるセルフカヴァーアルバムに収録されている新曲もやった。

前回のライブは「派手だぜGOGO」だっただけにとにかく騒げる曲が続いたが、今回は「More Rock」だからかカッコよさが目立っていたように思える。「虚ろなリアル」や「Key of Gold」「Beatlesも戦争もしらないけれど」など聴かせる曲も間に挟んでのライブだったし、ツインギターを採用することによりさらにロック色を強めようとしていたのも伝わった。

などという能書きはもはやどうでも良い。SHO-TAかっこよすぎ!6月にまたライブがあるらしい。詳しい日時はまだ知らないけど可能な限り見に行きます。