ポビーとディンガン

今日の一曲=SHAKALABBITSポビーとディンガン

SHAKALABBITSの音楽を聴くようになって結構たってすっかり欠かせない物となりました。その中でもベスト5に入るぐらい好きな曲、「ポビーとディンガン」には元ネタとなる小説があると知り、しかもなかなか良い本だということだったので呼んでみたいと思い探していたところ・・・ようやく見つけました。

発売から少し時間がたっていたせいか、元々流通が少なかったのか全然売って無く、最終的にはダメもとで入ったBOOKOFFで見つけました。そこそこきれいで100円だったのはラッキーだったかもしれません。ちなみに、そのBOOKOFFに寄った理由は自転車がパンクしたため普段利用している駅とは違う駅から家まで歩いている途中になんとなく寄ったのでした。パンクしてなければ行くつもりはなかったし、寄った理由も本当になんとなくです。縁があったのかもしれません。

内容についてはネットで検索してもらうとして、自分が読んだ感想としては噂通り優しい物語だなと思います。全体通して決して明るい雰囲気ではなく、むしろ悲痛な感じであったけど主人公2人に関わる人達の最終的な接し方については大変救われたと思います。

この物語は基本的にはファンタジーに分類されると思いますが、現実に絶対あり得ないかというとそうでもなく(ただし現代の日本では残念ながら100%あり得ないと言っても良いでしょう)、オリジナルの設定という上での架空の物も登場しないことに加え、主人公を協力を仰いだときに嘘などをでっちあげ賞金をもらおうとする人が登場するあたりはリアリティがあったのではないかと思います。逆にここまでリアリティな内容になっている分だけ感情移入できると思います。

ボリューム的にそれほど長い物語ではなく、ひらがなも多いため小学校中学年〜中学生ぐらいまでの人が読むのが最適ではないかと思います。もちろんそれ以外の人が読むのもOKですが。近々映画化されるようなので、そちらを見てみるのも良いかと思います。

ポビーとディンガン

ポビーとディンガン